子供との約束を無意識にやぶっていないか。「約束の大切さ」について考える。

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よい子のみんな!元気かい?企業戦士社畜マンだよっ!!!みたいなテンションでいつもお送りしているわけですが(してない),今日は割と真面目な感じで行こうと思う。

子育てにおいて,「子供と約束をする」のは日常でよくあること。

「明日は公園に行こう」「週末は一緒に○○しよう」という今後の予定。

それ以外にも,約束を「説得の材料」として使ってしまうことはないだろうか。

スーパーで子供に「お菓子を買って」と言われたとき。「また今度ね」とその場を納めるために言ってしまうことはないか。これも約束の一種だ。果たして,ちゃんと次の機会に買ってあげているだろうか・・・?

今日は私自身が「約束をやぶられた子供はどういう気持ちになるのか」ということを,体験を交えて語っていこうと思う。

そして,「無意識に約束をしていないだろうか。さらに,約束を無意識にやぶってしまってはいないだろうか。」ということを見直した上,どうすれば良いのか考えてみた。

※先に言っておくが,この話は一個人の体験とそれに基づく考えのお話を淡々と語っていくものだ。ブログで公にする以上色々と気をつけて書いてはいるが,拙い文章力なので読んで下さっている方に自分の考えを押しつけているように受け取られたら申し訳ない・・・と思う。もちろんそんなつもりは全くない。各家庭のやり方や考えがあるかと思う。なので,ここから先は「ふーん,こういう人もいるんだね」ぐらいの,気軽な気持ちで読んでいただけると嬉しい。

母に約束を守ってもらえなかった思い出

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あれは小学校低学年の頃だったと思う。どういうきっかけだったか忘れたのだが,運動会のちょっと前に「かけっこで1番になれたら,お小遣いあげるね。」と母から言われた。

小学校低学年,当時の私はまだお金の使い方もよく分からなかったかったが「母からご褒美がもらえる」という事が嬉しくて運動会当日は張り切ってがんばった。結果,かけっこで一等賞をもらった。

後日,母に「かけっこで1番になったから,お小遣いちょうだい」と言ってみた。すると,「忙しいから後で。」と言われ,その後何度催促してももらえることはなかった。腹が立って,泣きながら訴えると,「うるさい!いいかげんにしなさい!」と怒られた。すごく傷ついたのを覚えている。

たぶん当時の私は,ご褒美がもらえなかったという不満ももちろんあったと思うのだけど,それ以上に母に約束を守ってもらえなかった。ということがショックで悲しかったのだと思う。

もちろん,この一件で母を嫌いになったというわけではないし,今までかけてもらった愛情を考えればこの出来事は些細な事に過ぎない。色々なことを経験させてもらったし,育児に関して言えば,たぶん私は母を超えることはできない気がする。それぐらい尊敬できる大好きな人だ。

だけど,この出来事はあれから20年以上経った今でも忘れられずにいるし,思い出すと泣き出したいような,そんな気持ちになる。

(自分でもなかなか執念深いししつこい性格だなぁ・・・と思うんだけれど。)

だから,子供の頃は「自分がお母さんになったら,絶対に約束を守るお母さんになるんだ!」とぼんやり思っていた記憶がある。

あれから月日が経ち自分が母になった今,すこしは当時の母の置かれた状況や気持ちが分かるようになった。100%約束を守れる母親なんかいない,ということも。

振り返れば当時は妹も小さく,母も疲れて大変だったのだろう。父も仕事で長期間家に帰らないこともあったし,育児はすべて自分一人でやらざるを得ないような状況だった。いちいち子供一人一人に対して丁寧に対応するような余裕はなかったんだと思う。

ただもしも今,仮に私と娘が同じようなケースに遭遇した場合,子供に「家の状況を理解しろ」と言って一度交わした約束をはぐらかしたり,我慢させることが適当なのだろうか。ということは考えてしまう。

「安易に約束をしない」をマイルールにする

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そんなわけで「自分がお母さんになったら,絶対に約束を守るお母さんになるんだ!」と思っていた私は,実際どんなお母さんになったのか。

「安易に約束をしない」「一度約束したことは絶対に守る」お母さんになった・・・というか,なろうと努力している。

「安易に約束をしない」ことで「約束をやぶる」事態を避けることができる。そこで注意したいのが,自分でも気がつかないうちに「約束」していないか。ということだ。

「無意識の約束」に注意する

冒頭で言ったような,「週末○○しよう」という予定に関するもの。意識的に行う約束の場合は,「あっ,今約束してる!守らなきゃ。」という意識が働くので,「できない約束はしない」ことを徹底しやすい。

注意すべきなのは,自分でも気がつかないうちにやってしまう「無意識の約束」だ。

ケース1:「また次の機会に○○しようね」系の約束

我が家の場合は公園がいい例である。娘は公園が大好きで,帰る間際になると9割方「まだ帰らない」と言い出してすんなり帰れず困ってしまう。

そういうとき,「また明日来よう!ね?」と言いくるめて連れて帰りたくなる(手っ取り早く納得しやすい)のだけれど,そのセリフはれっきとした「約束」だ。明日公園で遊ぶことが確約できないのなら,言うべきではないと私は自身に言い聞かせている。

では,具体的にどうしているかという点。

「もう暗くなってけがするとあぶないから帰ろう」「ママお腹すいた。○○(娘)ちゃんと一緒にごはんが食べたいから帰ろう」などといって納得してもらう。説得に時間がかかるので面倒だが・・・。

ただしこちらにも家事の都合等があるので,時間がきたら納得していなくても強制的に自転車に乗せて連れて帰るようにしているけれど。(←最初に「○○時になったら帰る」と約束をしている。)

また子供が「遊びを終わらせる」という心の準備ができるように,帰る時間よりちょっと前から「もうすぐ帰るよ」と声かけをしている。

・・・ちなみに娘から「明日公園行ける?」と聞かれたときは,「うーん,明日にならないと分からないなぁ。ごめんね。」と正直に言うようにしている。

ケース2:「○○できたら××してあげる」系の約束

「ごはんを全部食べられたらお菓子をあげる」などがいい例だ。

そうやって約束をしたのに,ごはんを全部食べなかったが,「お菓子が食べたい-!」と泣きわめいてうるさいからあげてしまった・・・というシーンが当てはまる。

子供はお菓子を食べられて満足。親も子供がおとなしくなったから一安心。・・・果たしてこれで良いことなのだろうか。

厳しい言い方かもしれないが,やるべき事をしなかったのに,自分の望みが叶ってしまった,という体験は後の子供にとってあまりいいとは思えない。

こういうことの積み重ねで,「お母さんはぼく(わたし)が「約束」を守らなくても,結局は自分の希望を叶えてくれるんだ」という風に学習してしまったらどうなるんだろうか。

「約束なんてべつにまもらなくてもいいじゃん!どうせごねれば自分の希望通りになるんだし!」なんて「約束」や「親の発言」を軽く見てしまうことにつながるのではないか・・・。

「約束を守る・守らない」は子供の将来にも関わる?

先々のことまで考えすぎかもしれないが,「約束」を守ることの重要性を理解できない,「親の発言を軽んじる」まま成長するとどうなるのだろう。

もしかしたら,ある程度の年齢になってきて,お友達と守れない約束をしてしまったり,約束をしても守らない子になるかもしれない。それが原因で我が子が友達から仲間はずれにされたり嫌われたりしたらとても悲しいし,親としての責任を感じる。

また,社会人になった時にどうか。ビジネスにおいて「いつも口だけで結局約束を守らない人」というのは致命的だ。我が子がそんな社会人になったら嫌すぎる・・・。

また,親の発言が軽くみられてしまう,というのは親と子の信頼関係にも関わってくるだろう。「お母さんはいつも口だけだ」そう思われてしまうと,子供に信頼してもらえなくなる可能性が高くなる。子供にとって大事なことも相談してもらえなくなるかもしれない。

そういった懸念があるので,小さいうちから「約束の大切さ」を教え,親が「有言実行の姿勢を示す」ことはかなり大事なことなのでは・・・と思っている。

私自身が悪い方にいい加減な人間で,色々と苦労したのでなおさらそう思うのかもしれない・・・。

親が約束を守れなかった場合はどうするのか

私は,「一度した約束は絶対に守る」を信条としているのだけど,様々な都合でどうしても約束を守れなかったりすることもある。

そういう場合は,「誠心誠意,謝る」「穴埋めを約束する」「代替案を出す」で対応している。

・・・まあ平たく言えば,プライベートやビジネスにおいて「約束を守れなかったときの対応」と同じ事をするわけだ。親子といっても,おおきい人とちいさい人の人間同士の関わりなわけで,間違ったことをすれば謝るし,約束が守れなかったら誠意を持って対応するだけの話だ。子供扱いせず,真摯な対応を心がけることが大切だと思う。

具体的なエピソード

映画プリキュアオールスターズ_

毎年春になると「映画プリキュアオールスターズ」が公開される。

長女はプリキュアが大好きで,私と長女は昨年の秋から「春になったら一緒に行こうね!」と約束をしており,前売りチケットも購入していた。

もうすでに行く日にちまで決めており,あとはその日を待つだけだったのだが,当日になって次女が熱を出してしまった。夫も仕事でいない。さあどうするか。

まずは「誠心誠意謝る」

私:「ねえ,長女ちゃん。今日のプリキュアの映画なんだけどさ,ごめんね・・・行けなくなっちゃったんだ。次女ちゃんが風邪をひいてしまって,映画館に行くと次女ちゃんもっと苦しくなっちゃうし,他のお友達にもうつしちゃうから,お外に出られないんだ。楽しみにしてたよね。本当にごめんね。」

長女:「やだープリキュアの映画行きたいー!」

私:(そりゃそうだよな・・・)

というわけで,以下のように説得を試みた。

穴埋めを約束する

「チケットはあるからさ,次女ちゃんが元気になったらいつでも行けるよ。」

代替案を出す

「明日ならパパが仕事でお休みだからさ,どうしても早く見たいのなら,パパと2人で見に行くこともできるよ」

「今日は映画館でプリキュア見れなかったから,おうちでプリキュアのテレビ見ようか。いつもはテレビ見ないけど今日は特別だよ。」

こうやってお話しすると,長女も納得してくれた。(しぶしぶだろうけど・・・)

ちなみにこのケースはどうやら「ママと2人で“映画のプリキュア”を見る」というのが長女の希望だったようで,結局その1週間後に私と長女で一緒に映画を見たことで解決した。(ちなみに映画は最高でした!ぜったい秋も見に行く!笑)

子供は大人が思っている以上に,たくさんの「約束ごと」の中で生活している

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最後になるが,子供が通う保育園の「保育参観」に行ったことがあるだろうか。園によっては実施していないところもあるだろうが,我が子が通う保育園はたまたま実施している園だったので,参加したことがある。

そこに参加すると,子供が保育園でこんな風に過ごしているんだなという新鮮な発見があるとともに,「色々なお約束ごとがあるんだな・・・」ということに気づかされる。

  • 朝の会でお名前を呼ばれたら大きな声でお返事する
  • お友達のおもちゃを勝手に取らない
  • おもちゃを貸して欲しいときは『かして』と言う
  • 散歩に行くときは,お友達と手をつないで2列になって歩く
  • 散歩先の公園で,先生が合図したらきちんと戻ってくる
  • ごはんのおかわりは自分で食べられる分だけよそう

などなど・・・。生活習慣として当たり前なことももちろんあるけど,集団生活でやっていくためのルールというのがいかにたくさんあるのか気づく。

園でこんなたくさんのお約束ごとを守っているのに,家に帰る途中では「公園は○○時まで」,家に帰っても「ごはんは残さず食べる」「寝る前はハミガキする」など,子供にはたくさんのお約束ごとがある。(本人はそれを約束だと認識しているか分からないが)。

約束,約束,約束だらけだ・・・私が思っていた以上に娘は色々な約束ごとを守っている。

だから,ちょっとお約束が守れなかっただけでガミガミしかるのはやめよう。なるべく説得する方向で対応しよう。と思った。(まあこちらに余裕がないこともあるし,勢いに任せて怒っちゃうこともあるけどね・・・。)

そして,子供がこんなにたくさんの約束ごとを強いられている(という言い方はあまり良くないかもだけど)のに,大人が守らないというのはおかしいな。きちんと「約束を守る親になろう」と思う,いいきっかけになった1日であった。

おわりに

ここまでお読みいただき,ありがとうございました。

今回は,なんだか偉そうに自分の育児論的なことを述べてしまいました。

「ここまで読んだけどたいした内容じゃなかった」と思われた方,貴重なお時間をいただいたのに,ごめんなさい。本当に申し訳ないです・・・。

私は色々と考えることが好きなので,子育てにおいて「こういう母でありたい」という理想は色々あるんだけど,自分に余裕の無いときや疲れている時はなかなかうまく行かない・・・。

そんなときは「完璧な育児なんてない」「完璧な親なんていない」と自分に言い聞かせてぼちぼちやっています。

おしまい。

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